私は、そういう方面の話を聞く事には非常に興味あるが、自分には全く霊感は無く、そのよ
うな体験はこれから起こらないだろうと思っていましたが・・・
ただ私の体験したのは、実際見たというのではなく、それらしき声を聞いたという程度で、内
容からして、聞く分にはそれほど怖いというほどではありません。
秋の暮れる季節、場所は、あの有名な伊豆の旧天城トンネル、時間は平日の午前3時過
ぎ、国道から旧道に入る入り口少し手前に、ちょうど車が止められるスペースがあります。
友人と2人、ドライブの疲れで、休憩するためその場所に車を止め、友人が車から降り、外
をうかがいながらタバコをふかしていました。
助手席のドアは開けっ放しで、運転席の窓も全快に開いていました。
しばらく休んでいましたら、いきなりです。
「ぎゃ〜〜〜〜」という強烈な女の叫び声が夜中の漆黒の森林、辺り一面に響き渡り、外で
タバコをふかせていた友人が、血相を変え車に飛び乗ってきました。
「出せ!早く出せ!」
私は血の気が引く感じがしながらも、ちょっとビビリ気味で車を走らせました。
「聞こえたか?」
「ああ、はっきりと聞こえた」
「なんなんだよ、あの叫び声・・・」
平日の夜中の3時過ぎ、季節は冬に移り変わりつつあり、かなり寒い時期。
もちろんキャンプをしている人などいるはずがありません。
通る車にしても、走り屋が1時間に3台ほど。
一応、女性が何か事件に巻き込まれたのではと思い、あたりのキャンプ場を見回りに行き
ましたが、なんら代わったところはありません。
あの声はなんだったんだろうか?
もしかしたら本物の・・・
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